LESSON 1

インディーズブランドを買う人ってどんな人?

 インディーズブランドの大きな特徴の一つとして、「ある一定のジャンルを深く掘り下げたマニアックなものである」ということがあげられます。ファスト系ブランドの服や百貨店で売ってる服で満足している人は、わざわざネット上を彷徨ってインディーズブランドなんか買いません。こういうブランドを買う人は、王道じゃ満足いかず、掘り下げて掘り下げて、人と違うモノを探し続けて、最終的にインディーズブランド業界に辿り着くんです。ファスト系やデパート服を好んで買う人は「流行っているから買う」「みんなと同じじゃないと不安」という思考で服を選んでいるとすると、インディーズブランドを買う人はそのまったく逆で、「まだ誰も目をつけていないだろうから買う」「みんながまだ着てないものを着る」という思考のもと、服を選んでいます。

 人と違うモノを求めるこの層は、水面下でどんどん増えているようで、インターネット上を彷徨い、肥えた目で自分が欲しいモノを吟味しています。この層は知識が豊富で自尊心も高く、ウィキペディアに出てるような情報くらいじゃとても満足できない。まだ誰も知らないようなマニアックな情報であり、さらにそれが第一級のクオリティーのモノでなければ納得しない。ある程度の送料をかけてでも通販をし、原宿や渋谷などの一等地じゃなくて電車を乗り継いでいかなければならない場所だったとしても足を運び、自分の納得するモノを入手する。

 こういう、いわゆる一般層ではない人たちが、インディーズブランドを買っている層なのです。