「大八木呉服店」レーベル始動。墨コーティング藍染リネンカンフーシャツジャケットが販売開始。

SUMI LINEN KUNG-FU SHIRTS JACKET
https://headgoonie.com/items/5addb6ba122a7d67d8000315

藍染ジャパンリネンで製作した前作が16SSリリースだから、早いものでもう2年前。
インスタに上げてるマンガにも描きましたが、世間的チャイナシャツブームとは全く無縁ながら
なぜかタイミングだけが重なったHEADGOONIEのオリジナルカンフーシャツジャケット。

そろそろもう1着ほしいところに、今季は墨コーティング染色リネンを採用し、
満を持して復活となりました。

その前に、「大八木呉服店」レーベルについて。

僕の生まれた家は、代々呉服屋を営んでいました。

てっきり僕は3代目なのかと思っていたんですが、最近4代目だったことを知りました。

この人が初代・大八木雄二さん。
僕が生まれたときにはもう亡くなっていたので、僕は会ったことはありません。

この人が、なんと今から131年前の1887年に創業したらしい。
1887年て…。ドクとマーティーが行った時代とほぼ一緒じゃないか。

大八木一族は、もっと西の方(和歌山県の八木村という説あり)に居たらしいんですが、この雄二さんが商売をやるために一族を率いて、”港”のある場所を目指したらしい。
今でこそ、高速道路が出来て陸運が物流の主な手段となりましたが、当時はまだ海運がメインだったため、大きな港がある街はとても栄えていました。
それで、大きな港町がある千葉県銚子市にたどり着き、船の出入りが盛んな市場のすぐ裏手で、露天商からはじめたそうです。

この人が、2代目・友治さん。僕のおじいちゃん。
この人がなかなかの豪商だったようで、まだ日本に株式会社があまりなかった時代に、
株式会社大八木呉服店を設立しました。

初代が最初に露天商を開いた場所に、今でも大八木呉服店はあります。
今は3代目にあたる僕の父母が経営しています。

だから僕は幼少の頃から身近に藍染の生地や、衣類がたくさんありました。
ただ、やっぱり若い頃は全然ピンと来なくて、
僕は一生藍染の服なんか着ないだろう、 と思ってましたが、
やっぱり血なんでしょうか、30歳を過ぎると藍染や天然素材の服がカッコよく見えてくるから不思議です。

もし、曾おじいちゃんやおじいちゃんが、今の時代に生きていたら?
陸運が主となった今、この場所は選ばないと思います。

POPでパンクでスケートボードな冒険ウエアのはずのHEADGOONIEに、
数年前から藍染の大人っぽい服を交えて騙し騙しやってきましたが、
やっぱりこの辺でレーベルを分けることにしました。

その名も「大八木呉服店」。
これで遠慮なくストリートウエアにおける「和」を追求できます。

長くなりましたが、その記念すべき第一弾、墨リネンカンフーシャツジャケットがリリースになりました。

16SSリリースの前作は、リネン(麻)に藍染を施したものでしたが、
今季のは、さらにその上から”墨”でコーティング染色を施しました。

「炭」には燃料としてだけではなく、空気を浄化したり、食べ物を美味しくしたり、消臭、抗菌さらには浄水効果など、さまざまな不思議な力があります。 HEADGOONIEでは炭の持つその不思議な力に注目。 砕いて粉末状にした炭で染料(墨汁)をつくり、コーティング染色。服にその不思議な力を宿らせることに成功しました。

ボタンは既製品ではなく、共布を使い、1個1個手作業で結んでいるオリジナルチャイナボタンを採用しています。

画像から見てとてる通り、藍染の上から墨でコーティング染色しているため、
藍と墨が混ざり合い、なんとも形容しがたいブルーグレーのような、味わい深い色になっています。

着用例。

僕大八木182cm/68kgでXLを着用しています。

外の光で見てもかなり深い色。かなり深いネイビー。
これ、ホントはもっと色落ちさせた方が良い色になるんです。藍と墨が混ざり合い、なんとも言えない素晴らしい色に育ちます。
当初、ブリーチ加工とかしてそこまで落としてしまおうかと思ったんですが、やっぱりそれは自分でやった方が楽しいので、ゆるーいストーンウォッシュしかかけていません。あえて濃紺を残したまま出荷します。
ストーンがかかっているのでアタリ感もありますし、濃紺のまま着ても十分シブイですが、
ガシガシ着込んでガシガシ洗って、今の色の半分以下になるとかなりシブイことになってきます。ぜひ何年も着込んで育てて、自分だけの1着に仕上げてください。

袖は、1〜2回ロールアップできるようにちょい長めにつくってあります。

オーバーサイズってほどでもないけど、結構ゆったりしたつくり。
でもサイズダウンすることなく、いつも選んでいるサイズをチョイスして、ガバっと大きくはおることをお勧めします。

前作16SSリリースのものよりも、身幅や袖幅、袖口幅などなど細部を微調整しています。
見た目ではあまりわからないですが、袖を通すとさらに快適に着心地になっていることに気づいてもらえると思います。

前作はムネポケでしたが、両前身頃下部にポケットを移動することにより、シャツジャケットとしての使い勝手がさらに良くなりました。

来月発表になる、18AW初期アイテム(7月デリバリー)に、このカンフーシャツと合わせて着れる、綿x麻のシャツや、とても相性のいいイージーデニムパンツ等のリリースがあります。
これらと組み合わせていくのがベストかもしれませんが、
僕としては、今季のナイロンシリーズはカンフーのつもりで作っていますので、
(インスタのマンガよかったら読んでみてください)
上にこのカンフーを着て、下にリップストップナイロンパンツをはいても、この一見ミスマッチ感が逆に最高だと思っています。
僕はあえてナイロンシリーズたちと組み合わせて着る予定です。

こういうシャツを着るときって、いつものヘビーウェイトTシャツを下に着るのはちょっと重い。
これに合わせるには、今季のWバインダーTシャツがマジで完璧です。
(ちなみに画像で僕はXLのカンフーシャツに対し、XXLのWバインダーTシャツを着ています。
カンフーよりワンサイズ上チョイスくらいがちょうどいい)
ぜひ騙されたと思って1枚お試しください。

麻は綿より通気性がいい。つまりTシャツ1枚でいるより、麻のシャツ1枚のが涼しいんです。
真夏は素肌に着てもいいかもです。
来月リリースのビーチパンツとの相性も完璧です。

WEBSHOPにて販売開始しました。
各地取扱店には、今週中に入荷しますので、お近くに取扱店がある場合はぜひ店頭で実物を体感してみてください。
よろしくお願いいたします。

HEADGOONIE
大八木未来

https://headgoonie.com/