映画史に遺るMA-1の着こなしを具現化することはできるか?


工場では、今季21AW目玉アイテムMA-1の裁断、縫製が開始されています。

例えば普通に生地屋さんに行き、「MA-1を作りたいのですが」と言ったら、
いわゆるその辺の軍もの屋さんで売っている、ピッカピカの生地が出てきます。
これで作るのであればあまり意味がない。

生地自体、広島からVINTAGE感の出るものを取り寄せました。
しかしここまでは前回のMA-1でもやっているのですが、
今回挑戦していることは、
”本当に50sのVINTAGEが見つかったら”くらいな風合いまで光沢を抜き、
VINTAGEな加工を施すこと。

こちらが加工テストの筒見本。

下が、前回と同じMA_1生地ににバイオウォッシュ他をかけてVINTAGE感を出したもの。
しかしまだ光沢は残っていて、撥水も残る。
まあこれでも全然いいんですが、今回はさらにVINTAGE感を出すため試行錯誤を繰り返し、
上の筒見本を作成することに成功。

ほぼナイロン的ピカピカはとれ、マジで50sの現物が見つかった!みたいな色合いに仕上げることに成功しました。
しかも撥水も完全には取れず、弱撥水を残せています。


MA-1といえばこの2段リブ。

亀の首見たくひょこっと引っ込むのは90年代初頭あたりまでのモデルで、
僕らの年代には懐かしくもあり、最近じゃあまり見かけない。
今回は90sなMA-1を意識した2段リブを編み立てました。

このまま90sな太めの袖幅、AHをつけていき、さらにそれに沿って、
身頃も特殊変形したパターンを作成していきます。

そう、つまり目指すところはここです。

映画史に遺るマチルダのMA-1の着こなし。
憧れてた人は多いんじゃないでしょうか。

古着屋で探しても、こんな素晴らしい色のものはないし、
サイズ感でマチルダ感を出す個体に出会えることは非常に難しい。

生地や色、リブなどのディテールのみならず、
カタチもマチルダが着たような、”あの着こなし”になるようパターンを作成しています。
女性Mサイズを基準に、L、XLへグレーディング展開するので、
つまり、男性もマチルダ風に着ることができるんです。

老若男女ほとんどの人に対応できるマチルダな着こなしを目指して進行中^^

デリバリー前に今月中にはお披露目、ご予約開始ができそうです。
続報をお待ちください。

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大八木未来

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