INDIGO NYLON KUNG-FU DOWN JACKET&MOUNTAIN JACKET/ CHAPTER TWO「唯一無二の機能・ディテールを搭載したアーバンダウンジャケット」

INDIO NYLON KUNG-FU DOWN JACKET

https://headgoonie.com/items/59ead876ed05e61a86002234

 

この素晴らしい藍染ナイロンという生地について追求したCHAPTER1はこちらから。

INDIGO NYLON KUNG-FU DOWN JACKET & MOUNTAIN JACKET / CHAPTER ONE「その生地には秘密がある」

 

 

MA-1などフライトジャケットに使われる肉厚で重厚感のあるナイロンヘビーツイルを

特殊な方法で”藍”で染め上げたオリジナル藍染ナイロン。

ナイロンなのにデニムみたく褪色して、着る人それぞれの美しい経年変化を楽しめる。

堅牢度(色落ちしにくい)は抜群、藍染特有の味わい深い濃紺はずっと眺めていても

まったく飽きません。

 

苦節約2年、本当に素晴らしい生地の開発に成功。

で、これで何をつくるのか。

 

もし、もしも藍染ナイロンをつくることができたとしたら、それをダウンジャケットにしよう、

というのは漠然とですが考えていました。

 

HEADGOONIEで、ダウンといえば、これです。

通称・救命胴衣。あのダウンベスト。

バージョンアップしながら過去に3回くらい? つくっています。これが最終形態の完全版。

 

もうHEADGOONIEは17年も無駄に長くやっています。

きっともう1000種類以上はアイテムをつくっていますが、

ダウン、いわゆる羽毛を内蔵したものは、17年の歴史の中でこのダウンベストだけ。

実はダウンジャケットって、1回もつくっていないんです。

 

ダウンジャケットなんて高級品、僕が中高生のときはとてもじゃないけど手が出ない、

憧れの存在だったので、もし自分がつくるのであれば、一生モノの、完成度の高いモノを、

と想いを馳せつつ、結局やらないまま17年が経ってしまいました。

 

しかし、この素晴らしい藍染ナイロンが手に入りました。

ダウンをやるなら今しかない。

 

それに、せっかくなら他では買えないHEADGOONIEならではなものであって、

さらにクオリティーも最高峰なものにしたい。

 

今回のカンフーダウンの製作は、今から約60年前、日本国内初の登山用ダウンウエアを製作し、

南極観測隊のダウンウエアも製作している、東洋羽毛工業に依頼しました。

 

 

南極観測隊のダウン、、っていうと、なんかすごそうですよね。男の子ならグっときてしまう。

実は僕も昔1着買ってしまいました。いわゆるマクマードパーカーってやつ。

 

マイナス〜〜度にも耐えれる!とか、防水で撥水でどうのこうのって言われるとたまらなく

なってしまい買ったんですが、、、南極いかないですからね。行ったことないし、

きっとこの先死ぬまで行くことはないでしょう。

 

そりゃ確かに、真冬に東北や北海道に行ったときには役に立ちました。

けど、帰りの新幹線で暑くて死ぬかと思って、脱いだらめっちゃ荷物になりました、、。

防寒性や機能性に優れてるのはわかるけど、着るとロボみたくなってしまう難点も

あるし、現代日本でここまでの機能性いる?と思う部分もちょっとあり。

 

では逆に薄いダウンはどうなのか。

しかし僕、このインナーダウンってやつはちょっと、、。

 

薄くて軽くて安価。便利。、、、なのはわかるんですが、これ個人的にはどうしても好きに

なれない。

ユニクロが好きじゃないってのもあるんですが、なんだろう。エリの感じもイヤだし、

細いピッチもちょっと。。昔のオジサンが着てるイメージが消えないのもあるのかもしれません。

 

 

東京でも、1月〜2月の早朝はマイナス気温になることもあります。

だからしっかりダウンとして防寒してくれなければならない。それが大前提。

でも、電車、駅ビル、コンビニ、、どこも暖房ガンガン効いてるところばかりです。

都内だけではなく、車移動の多い地域の方も同じことを感じているかもしれません。

ガッチリヘビーダウンを着込んでしまうと、建物内で汗だくで死にそうになり、結局

荷物になってしまう。それを避けたい。

 

前述したマーティーのモッコモコダウンベスト、あれでダウン量が約200g内蔵です。

いわゆるインナーダウンが30〜40g程度だと言われています。

 

そして、今回僕がこのカンフーダウンに設定したダウン量は、それらの中間、90g!

 

モコモコすぎず、薄すぎずのダウン量設定。でも90gダウン内蔵ですからしっかり防寒。

でも、このくらいの絶妙な厚さならば、室内に入っても汗だく死にそうになることはありません。

もし脱いだとしても、ある程度コンパクトになるし軽いので、荷物にもならない。

 

TシャツやロンTの上にサラリとはおれば秋口、初春にも全然いけるし、見た目も暑苦しくない。

インナーにスウェットorパーカーを着込めば、マイナス世界でも十分機能します。

 

 

カンフーモデルですから、袖口はチャイナジャケットのように広めにとってあります。

普通、こういうタイプの場合、この中にリブが付くのが通例ですが、リブは排除しました。

寒けりゃインナーにスウェットを着ます。リブ+リブでモタモタするストレスをなくし、

ラフでルーズに着れるよう、排除。

 

事前に藍染しているナイロン生地ですから、撥水じゃありません。マイナス30度には耐えれない

でしょう。

ポケットもチャイナタイプのが2個付いているだけで、いろんなとこに色々付いていませんし、

止水テープとか特殊なものも別に付いていません。

 

ウィンタースポーツや、マジの登山なんかには向きませんが、都市型生活者の普段着としては

これで十分。逆にこれ以上はあってもあまり意味をなさない場合があると僕は思います。

最低限のディテールだけを残し、あとはすべて排除。

無駄を削ぎ落とした洗練されたディテールのみで構築しています。

 

カンフーダウンの大きなポイントの一つ、チャイナボタン。

このボタンも共布を使ったすべてオリジナル。

関西の某工場にて、1つ1つ手作業で結んでもらっています。

 

このボタンを手作業で結ぶのがめっっっっちゃ時間がかかるので、実は1年位前にボタン分だけ

先に生地を染めて、依頼しておきました。

その後、ボディ用に新たに生地を染め、最後にボタンを取り付けています。

 

藍染って、季節やそのときの気温、湿度などによって絶妙に色が変わります。

安定して同じ色を出せないというのも藍染の魅力の一つ。

1年前に染めた生地でつくったボタンと、去年染めた生地では微妙に色が違います。

経年変化する生地なのでそのうち馴染んでしてしまうかもしれませんが、

染め工程が想像できて、僕はこの色の違いがすごく好きな部分です。

 

チャイナボタン留めだけでも十分だと思ったんですが、念のため、見えない部分にファスナーを

搭載しました。

この部分がしっかり閉まっていれば安定し、風除けになり、防寒性が高まります。

 

裏地には、肌触りの良いポリエステルを採用。

触り心地がめっちゃ良いので、Tシャツの上からはおって直接肌に触れても気持ち良い。

明るめの青紫がチャイナ感を高めてくれます。

 

なぜ僕が藍染ナイロンでダウンをやろうと思ったか?

ダウンは、ダウンパックを抑えるための、この横一直線に走るステッチがあるのが特徴です。

これによって、身頃に凹凸が生じます。

出っ張っている部分に摩擦が生じ、凹んでいる部分には濃紺が残る。つまりダウンは経年変化

したときに、陰影がつきやすい。藍染ナイロンを使うには最適なウエアなんです。

 

着用例。

僕大八木182cm/65kgでXLを着用しています。

身幅・肩幅、アームホール等十分余裕を持っていますので、いつも着ているサイズをそのまま

チョイスすれば良いと思いますが、

中にパーカー等インナーを着る場合もあるし、チャイナ型はザックリ大きめを着た方がシブイと

思うので、僕的にはいつもよりワンサイズアップをチョイスされることをお勧めします。

 

現在WEBSHOPにて発売中の、藍染ヘビーウェイトコーデュロイパンツ との相性がやばすぎます。

 

僕、毎日早朝に近所の公園に運動に行くのですが、去年の1月か2月頃、2015年リリースの

1枚地のライトコーデュロイパンツでいったら、凍死しそうになりました、、。

なので、表地コーデュロイを8ウェルというかなりのヘビーウェイトにし、さらに裏地にウィンド

ペンチェックのネル生地を貼ることにより、防寒性を数倍にアップ。マイナス世界にも耐えれる

ようにグレードアップしました。

 

TOPS / カンフーダウン、BOTOMS / コーデュロイパンツで今年の冬は完璧になるはずです。

とりあえずインナーに着るのはメカパーカーが合いそうだなと思っていますが、

年明けからリリースされるNY SHAOLIN TOKYO JEDIシリーズのアノラックパーカーや

リフレクターナイロンシリーズとの相性も抜群で、これらを基準に18SSをプラスしていけば

さらに一歩進化したHEADGOONIEのコーディネートを楽しむことができるようになっています。

 

もちろん、生地の開発から縫製に至るすべての製作工程を日本国内で行った、メイドインジャパン

の一級品です。

っていうか、藍染ナイロンで、ダウンで、カンフーって、おそらくこの世にこれしかないと

思います。HEADGOONIEでしか入手することのできないまさに唯一無二な銘品になったと

自負しています。

 

ちなみに、普通にクリーニング店でキレイにしてもらうのがベストかもしれませんが、

僕は、あえて家の洗濯機にぶっ込んでそのままガシガシ洗ってやろうと思っています。

多少伸縮性のあるナイロンなので、ワンウォッシュすると縫製部分にアタリが出て、陰影も

付きやすくなります。

(堅牢度めちゃくちゃ強いですが、一応藍染製品ですので、単品洗いをしてください)

 

僕もそろそろ一度洗おうと思います。経過をSNSにアップしていきますので、

いきなり洗濯機ぶっ込むのが不安な方は、僕の経過を見てからやってみてください。

 

 

ドリズラー、ダブルガーゼライダースからはじまり、藍染カンフーダウンにマウンテンジャケット、

このあとMA-1と冒険ジャケットも控えています。

こんなにたくさんのアウターを、しかも全部趣向の違うキラーチューンでリリースするのは、

後にも先にも、間違いなくこの17AWだけだと思います。

それなりの値段はしますが、個々の内容を理解いただけると、これがギリギリの破格だという

ことがわかってもらえると思います。

多少無理してでも入手しておいて絶対に間違いないラインナップです。僕個人的には、、やっぱり

カンフーダウンが一番好きかな〜。

ぜひ熟考いただき、どれか1つだけでも自分に一番向いているアウターを入手してもらえたら

うれしいです。全部一生モノとして着続けていくことができるアイテムとして、絶対に後悔させ

ない自信があります。

 

WEBSHOPにて大好評発売中です。よろしくお願いいたします。

 

マウンテンジャケットの説明までたどり着かなかったので、、また続きます。

 

…to be continued→

 

HEADGOONIE
大八木未来

https://headgoonie.com/