日別アーカイブ: 2018年7月9日

1つ1つハンドメイドでつくられた陶器ボタンを搭載した夏・初秋用ワイドシャツとワークシャツ

OKINAWA WIDE SHIRTS
https://www.headgoonie.com/items/5b3b77e95f786617690017ea



STUDIO WORK SHIRTS
OFF WHITE
https://www.headgoonie.com/items/5b3b78c450bbc36a83000165

藍染
https://www.headgoonie.com/items/5b3b794350bbc352ec001c01

HEADGOONIE2018AW、いよいよWEBSHOP&各地取扱店にて発表スタート。
意外と久々?なナチュラル系ワイドシャツから。

まずはどこから話せばいいものか、、。
遠い昔すぎて僕も記憶が定かではないのですが、
おそらく、どこかの博物館か資料館で、大日本帝国の軍服に、陶器ボタンが使われていた
のを見たんです。
陶器? ボタンなのに陶器? そうか昔はプラスチックなかったから、
貝やウッド、ヤシやココナッツでボタンをつくったように、陶器でボタンをつくってた
人もいるんだ…
という歴史上の陶器ボタンとの出会いのがキッカケで、いつか、HEADGOONIEでも陶器ボタンをつかったシャツをやりたいな〜と、何年も構想していました。

陶器ボタンを使ったシャツをつくっている現行のブランドもいくつかあります。
某ブランドの陶器ボタンシャツを何枚か買ってみたりしたんですが、
僕が見つけたものは、すべて”型抜き”でつくられた陶器ボタンでした。

そりゃ型抜きのが量産には適してると思うけど、
陶芸のように1つ1つ手作りだからこそ意味があるような気がする。
それを型で抜いてしまい、全部同じカタチにしてしまうのであれば、本末転倒というか、
陶器ボタンを使う意味がなくなってしまうような気がします。

よし、じゃあ自分でやってみよう、 なんか粘土みたいな感じでできるんじゃないの。
と、最初はすっごい不謹慎で軽いノリで陶芸教室に通いはじめました。



なんか、、思ったよりムズかしいかも。。

事務所の近くの陶芸教室や、地元の知り合いの知り合いまであたっていって釜を借りたいして
自分で粘土みたく錬ってやってみましたが、、

僕がやると、素焼き(最初の焼き)の段階でヒビが入ったり、割れてしまう。
水分量なのか粘度が足りないのかわからないけど、
ちゃんとできたものも、しばらくするとヒビが入ってしまったり。

何度も挑戦しましたが、、素人がいきなり売り物になるものをつくれるようなものではありませんでした。今考えると当たり前ですけど。。

やっぱり陶器ボタンは無理か、、と半分諦めていたんですが、
昨年ある日、1つ1つ手びねりで、1つ1つすべてカタチも色も違う陶器ボタンをつくっている
アトリエリンクさんと出会いました。

アトリエリンクさんの陶器ボタンは本当に素晴らしい。まさに僕が求めていた理想的な陶器ボタン。
そして何度か打ち合わせを重ねた結果、アトリエリンクさんに別注するかたちで、
理想に近い、いや僕が想像していた以上の陶器ボタンをつくっていただくことができました。

まずは、オキナワシャツに使っているのがこれ。


その名も「おきなわ」。
オキナワの海の色をイメージして染めています。
すべて”手びねり”なんで、1つ1つかたちが違うし、色も違う。まさに一点モノボタン。

続いてスタジオシャツに使っている陶器ボタンがこちら、

「うのふ」という、オフ白のボタン。これもシンプルでカッコイイ。

藍染ver.には同じく、藍色に染めた「瑠璃」を採用。
絶妙な色の違いが最高にかっこいいです。

陶器ボタンと聞いてまず思い浮かべるのは、「割れないの?」ということ。
僕も最初心配しましたが、そりゃ陶器と聞けば誰でも心配になります。

でも、昔は軍服に使っていたくらいですから、そう簡単には割れません。
貝やウッドボタンの方が断然割れやすいと言えるくらい、陶器ボタンて案外頑丈なんです。

オキナワシャツのサンプルを、ネットにも入れずに手洗い表示でもなく、普通にタオルや他の
洗濯物と一緒にガシガシ家庭用洗濯機で、もう30回以上回していますが、全然なんともありません。

お洗濯の際は一応、ネットに入れて手洗い表示で洗えば、まず間違いなく割れることはありません、ご安心ください。

それでももし、思いっきりコケたりとか、鋭利なものにぶつかったりとか、あんまりないと思いますがそういう状況で割れてしまったとしても、
しばらくのあいだはうちで交換用ボタンをストックしておき、交換対応できるようにしておきますので、そちらもご安心ください。

今回は異例中の異例。ボタンが優先で、そこからシャツの構築に入りました。
前置きが長くなりましたが、ディテールを紹介します。

まずはオキナワワイドシャツから。

綿85%に、ジャパンリネン15%を混紡して編み立てた日本製シャンブレー。
薄くて軽いけど頑丈。これからの時期〜初秋にかけてのシャツとして厚さ、軽さともにカンペキ。

それを、”沖縄の海”をイメージして染め上げました。
沖縄の海って、旅本ガイドブックで見ると、ギンギラに青い感じですが、実際行ってみるとそうでもないですよね。
僕もたまに沖縄に遊びにいくことがあるんですが、特に石垣のカビラ湾は、、ガイドブックで見てすごいキレイなの想像して行ったら、あれ、、こんな感じか、みたいだったのを覚えています。

別に沖縄の海を否定しているのではなく、実際はもっと落ち着いた色なのでは、ということ。
そこまでピーカンでもなく、薄曇りくらいの平日、凪〜でおだやか〜な感じの、日常のローカル沖縄ブルーを想像して、淡く、ちょっとくすんで落ち着いたブルーで染め上げました。

綿と麻の混紡なので、必然的に霜降り状に染まった、いわゆるシャンブレー。
結果として、30歳以上の大人でも違和感なく爽やかに着れる絶妙な色に仕上がりました。

この生地と陶器ボタン「おきなわ」を使い、ガバっとワイド型シャツに組み上げました。



エリやカフスなど、込み入ったディテールはすべて簡略化、無駄を削ぎ落とし、必要最低限のパーツのみで組み上げ、ガツっとワイドシルエットに仕上げました。

左ムネに設置されたポケットは、タテヨコ17cmくらいある超大型。
旅行行くと、飛行機のチケットから荷物預かり表、ホテルの朝食チケットやトロリーバス乗り放題チケット、近隣MAPなどなど、
なんか小さな”紙”がたくさんになりますよね。それが家族旅行だとしたら、お父さんは家族全員分を管理するから、さらに増える。
パンツのポケットに入れてしまうと、グシャっとするし、混ざっちゃってどれがどれか全然わからなくなります。

、、、という、僕の個人的経験上、ムネポケを大きくしました。
ここにMAPやバスチケット、ホテルの無料食事券などささっと入れておけば、出し入れもしやすい。
実際使ってみてください。マジですごい便利です。

着用例。

僕大八木182cm/68kgでXLを着用。
僕の体型でもかなり身幅も着丈も余るくらいでかいです。

プールや海から上がってちょっと肌寒いとき、プールサイドやビーチでざっくりはおってオリオンビールを飲む。
そんなイメージでつくっていますので、僕はあえてこのくらいデカイのをお勧めします。
カフスが簡略化されているので、真夏時期は腕まくりしても袖周りがモタつきません。

着用例2。

Kevin 多分185cmくらいで、Lを着ています。

Kevinくらいの体型でLでちょい余裕ありくらいな感じで、
ワイドな感じではなくちょいユル普通な感じ。

これを、170cmの日本人が着ると、

こんな感じで、Lでも十分ワイドに着れます。

いつも着用しているサイズからサイズダウンしてチョイスすれば、デカすぎずちょいユルくらいで着れますが、
僕としては、サイズダウンすることなく、あえてガバっと大きめをお勧めします。
160cm代の女の子が、L〜XLを着てお尻が隠れるくらいな着丈で着てもとてもかわいいと思います。

これに合わせるには、月末リリースのイージーワイドデニムが完璧で最高なんですが、、
それはちょっと置いといて、スタジオワークシャツのディテールを紹介します。

カンフー映画で、師範クラスが着てるアレ、達人が休日に街に買い出しに行く時に着てるアレから着想。

僕、1週間の半分くらいは、スタジオで寝泊まりしてるんです。
特に絵を描いてる期間は、3〜4日泊まりがけで、風呂も入らず着替えもしないこともあります。
そんなときに、ラクチンで着替えなくてもそのまま寝れて、でも外に買い物行く場合も町着として機能して、
それでいて、インクやオイル汚れがついて、だんだんボロボロになっていってもシブイ。

個人的理由すぎてあれですが、そんな普段着にもなるワーキングシャツをつくりました。


大型ムネポケットに加え、両前身頃下部にも大型ポケット付き。
仕事着と考えると、ちょっとしたモノを出し入れできるポケットが多く搭載されているに越したことはない。

袖口はカンフー着のようにカフスなし。水仕事で腕まくりしても、袖周りがモタつきません。


エリもなし。
このまま寝て起きてを考えると、首回りの動きに制約がなくなり、とてもラクチンです。

バックスタイルも、ヨーク切り替えのみでドシンプルに。


陶器ボタンはオフ白の「うのふ」を搭載。


182cm/68kgでXLを着用。

僕、正直最初は、断然藍染でしょ〜と思ってたんですが、、届いて着てみると、これが白もなかなか、、。

ちょっとチンピラ感もあり。タンクトップの上にザックリはおって、雪駄でもはいて歩きたい感じありますね。


170cmでM着用。

こうやって着ると、他のストリートアイテムとも相俟って、特に普段着として違和感ない。
普通のストリート用シャツとして、普段のコーディネートにも違和感なく溶け込みます。

こちらも同じくワイドなつくりですが、オキナワシャツほどBIG感ないので、いつも着ているサイズをチョイスすれば間違いないと思います。
それでも十分ワイドですから、素材の良さを存分に味わえるつくりになっています。

もう1パターン、藍染verもあり。




キレイに藍染してしまうこともできるんですが、それだとあんまりあれなんで、
あえてムラが残るように染めました。1枚1枚手作業で染めているので、同じ色やバランスは2つとない、まさに一点モノです。
縫製部分の陰影がとても美しい。着込んで色落ちしていくともっとシブくなりそう。

同じく182cm/68kgでXLを着ていますが、染めが入っている分、オフ白よりもちょい小さい印象。寸法だけみるとそこまでではないですが、着用感はワンサイズくらい小さく感じます。

レオキの方も。


170cmでMサイズ着用。
このくらいの体型でMチョイスならば、そんなにワイドにならずにユルめのイージーシャツとして着ることができると思います。
ガバっとワイドで着たい方は、藍染verの方はワンサイズアップしても良いかもしれません。

後染めなので、結構堅牢度(色落ち)あまり高くないです。最初のうちは必ず単品洗いしてください。
でも多分、、10〜20回も洗えば、他への色移りや色落ちは落ち着いてきます。

以上、一見ドシンプルでナンてことないシャツですが、長年の夢だった陶器ボタンを採用していたり、ジャパンリネン仕様の生地、こだわり抜いたオリジナルパターン、細部のディテールなどなど、
着る人を飽きさせず、経年変化を楽しみながらずっとずっと着ていくことのできる名品シャツが完成したと自負しております。

ぜひ長く愛用して、色落ちして汚れてボロボロになって、
所有者様だけのオリジナルな一品に育て上げてください。
生地の製作、ボタンの製作、縫製、染め、加工に至るすべての製作工程を日本国内で行った正真正銘メイドインジャパンの銘品です。

このイージーなシャツを着ていると、これらに合わせれるイージーなパンツが欲しくなるんです。
月末発売のイージーワイドデニムパンツとモレスキンパンツがこれらに合わせるにはカンペキなんです。
そして、10月以降は18AWのアウターのインナーとしての相性も抜群なシカケになっている、
今季18AWの基準になるようなシャツです。

WEBSHOPにて販売開始しました。よろしくお願いいたします。

HEADGOONIE
大八木未来

https://www.headgoonie.com/